診療案内
鍼治療

鍼治療は、日本の伝統的医療の一つで、疾患や症状に適した経穴(けいけつ(ツボ))に針を刺すことで、身体に備わっている自然治癒力を高めて心と体を元気にする治療法です。
肩こりや腰痛だけでなく、しびれや神経痛、鼻づまりなど、様々な症状を無理なく治療することができます。
ご自身の自然治癒力を高めて治すので、身体への負荷がほとんどないことが特徴です。
ふじた医院では、お薬やリハビリテーションといった西洋医学の治療に加え、鍼治療も併用することで、東洋医学と西洋医学を融合させたオーダーメイド治療を行っていきます。
鍼治療とはどういう治療なのか
身体には、経絡(けいらく)という目には見えないエネルギーの通り道がいくつもあり、経絡上の要所として経穴(ツボ)が存在します。
その経穴を刺激することで身体のエネルギーを活性化するのが鍼治療です。
極めて細いステンレス製の鍼(長さ約15mm~90mm、太さ直径約0.10mm~0.30mm)を身体に刺しますが、日本では、日本で発明された管鍼法(かんしんほう)という、刺入時の痛みを極めて感じにくい方法が一般的に用いられています。
鍼治療はどんな人に向いている?
鍼治療はお子さんからご高齢の方までどなたでも受けることができますが、薬だけでは改善しない長引く症状にお困りの方や、強いお薬は用いたくない、できるだけ自分の治癒力で治したいという方に向いています。
鍼で治療できる症状
日本では、肩こり、腰痛、神経痛、関節痛などに用いられることが多いですが、それ以外にも花粉症のつらい鼻づまりや、使い過ぎによる目のかすみ、美顔など、多くのつらい症状やお悩みに効果が期待できます。
それは、鍼刺激でエネルギーを活性化することで、気・血・水の巡りがよくなり、自然治癒力が高まると考えれるからです。
ふじた医院の鍼治療の特徴
ふじた医院では鍼治療の経験豊富な医師が治療を行います。
交通事故治療に力を入れているクリニックですので、交通事故後のむち打ちで苦しんでいらっしゃる方への治療が多く、首や肩のどうにもならないコリや痛みを取る鍼治療を中心に行っています。
しかし、事故以外にも、薬ではとれない腰や膝などの関節痛、手足のしびれでお悩みの方にも鍼治療を行っています。
また、一般的な鍼治療と異なる点は、西洋医学的観点も含めて鍼治療を行うという点です。
西洋医学には、トリガーポイントという考え方があり、肩や腰の痛みといった痛みには、その発生源となっている部分があると考えますが、ふじた医院ではそうした西洋医学的知識も用いて、トリガーポイントへの鍼治療も行っています。
さらに、最大の特徴は、リハビリテーションや電気治療の設備も充実していますので、東洋医学である鍼治療と西洋医学であるリハビリテーションを併用し、あらゆる方法で痛みなどのつらい症状にアプローチしている点です。
また、女性医師も鍼治療を行っていますので、女性の方も安心して受診ください。
ふじた医院の鍼治療の流れ
受付
鍼治療をご希望の旨、受付でお伝えください。なお、鍼治療のできる診察日は変動しますので、事前にお電話で日程をご確認ください。
その際、男性医師・女性医師のご希望の有無もお伝えください。
また、下の「よくある質問」にも記載しておりますが、鍼治療は保険適用外の治療ですので、治療費は全額自己負担となりますのでご了承ください。
(自賠責保険や労災適用の方は自己負担はありません)
診察・治療
診察では、症状をよくうかがい、全身状態を把握した上で治療を行います。
医療保険の制度上、お薬の処方やレントゲン検査など保険適用の検査治療は同日にはできませんが、患者さまのご希望がある場合や医師が必要と判断した場合、別日にレントゲン検査などを受けていただき、温熱治療やリハビリテーションを処方するなど、東洋医学と西洋医学を融合させて治療を行います。
よくあるご質問
Q1:費用は?
費用は全額自己負担です。1回の治療時間は診察含めて20分~30分で、2,590円です。
ただし、自賠責保険や労災が適用されている方は、自己負担なく受けることができます。
Q2:治療を受けられる年齢は?
お子さまからご高齢の方まで、老若男女問わず受けられます。
Q3:痛みはありますか?
極めて細い鍼を管鍼法(かんしんほう)という痛みを感じにくい方法で刺入しますので、痛みはほとんどないことが多いです。
ただし、コリが強い場所や血流が滞っている場所に刺した場合、「響く」という感じ方はする場合はあります。
Q4:副作用はありますか?
鍼治療には一般的に副作用はありません。まれに、治療後にだるさが出る場合がありますが、鍼により体の滞りが改善された場合に出る一時的なものであることがほとんどです。
そうした反応を出にくくするためには、治療後は十分な水分摂取や休養が必要です。
Q5:入院中でも鍼治療を受けられますか?
入院中は保険適用の期間ですので、自費治療となる鍼治療は受けられません。
Q6:他の治療とあわせて受けることは出来ますか?
可能です。
鍼治療には刺激や副作用がほとんどないため、他の治療との併用も可能です。
詳しくは、医師にお尋ねください。
気になる痛みや症状があったらお気軽にご相談ください
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