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スーパーライザー

スーパーライザー

この記事では、スーパーライザーについて解説していきます。
さまざまな医療現場で幅広く利用されており、ふじた医院のリハビリにおいても活用しております。

スーパーライザーとは

スーパーライザーは直線偏光近赤外線治療器といわれています。

直線偏光処理した光は傷を早く治す力があります。
近赤外線は生体への浸透力が高く、皮膚表面だけでなく筋肉や血管、神経といった体の一番深くまで到達します。

そのため、照射部位の血流改善により皮膚の再生が促進され、皮膚の炎症や傷の治りを早める効果が期待できます。

また神経の興奮を鎮める作用があり、痛みにも有効です。
光を当てるだけで心地よい温感があり皆さんの痛みを和らげ健康増進を図ることができ、ストレスなどで緊張している神経を平常な状態に戻してくれます。

スーパーライザーの効果

体の奥まで散らずに届くことから、自律神経を整える星状神経節照射療法が可能です。
注射を使う神経ブロックとは違い注射の痛みがなく、ご好評をいただいております。

星状神経節ブロックは、痛みを止めるためではなく副交感神経を優位にする交感神経のブロックです。

副交感神経が優位になると、夜もぐっすり眠れ、病気を治すための自然治癒力や免疫力が強くなるのです。

スーパーライザーにより自律神経のバランスを整え、副交感神経を優位にすることで、不眠症の改善に繋がり、睡眠の質が良くなり起床時の爽快感を感じます。

過剰ストレスによる緊張の緩和

スーパーライザー星状神経節照射によって副交感神経の働きが高まり、リラックス効果が得られます。

これで、ストレスや不規則な生活によって出ていた自律神経失調による症状が改善します。

過剰ストレスによる交感神経緊張は、徐々に時に急激に身体に影響を及ぼします。

ストレスに気づいてはいても、対処法が見つからないという方が多いのではないでしょうか?

ストレスは生活習慣病のリスクとして極めて重大なものです。生活習慣病を発症しないためにも予防が大切です。

全身の血流改善

血行を良くする副交感神経に直接アプローチするため、照射が終了して15分後でも血行が良い状態が続きます。

血行が悪い所には栄養や酸素が届きづらく、創傷治癒が遅れ、免疫力の低下、老廃物の代謝も阻害され老化が進みます。

スーパーライザーで手足だけではなく、胃腸などの内臓や脳を含めた全身の血行を良くしておくことは、今ある症状を取り除くことだけでなく、将来の病気の芽を摘むという予防医学効果もあります。

脳の血流改善

脳の血流の変化を、「安静時」「鍼灸治療後」「温熱治療後」「スーパーライザー後」で比較すると、スーパーライザー照射後が脳の血流が一番良くなっています。

脳にとって、血流が悪いということは機能低下を意味します。
脳の中心奥のほうに位置する「視床下部」は、自律神経やホルモン、免疫の全体的なコントロールをしている重要な場所です。

  • 過剰ストレスで緊張状態の方
  • 気分の落ち込みがはげしい方
  • 慢性的に強い痛みが続いている方

などにおいて、この視床下部の血流が低下していることが分かっています。

視床下部の血流が低下すると、自律神経系やホルモン系、免疫系のコントロールに支障が出て、全身的に様々な問題があらわれてきます。

スーパーライザーの効果範囲が広いのは、この視床下部をはじめとした脳の血流が改善することがひとつの理由です。

積み重ねによる効果

血流の改善効果の持続は、はじめは1日、2日ですが、数回の照射を積み重ねていくと効果の持続期間が長くなり、また自律神経のバランスが整ったところで安定するようになるので症状も落ち着いてきます。

ふじた医院での活用

ふじた医院では、主に以下の疾患に活用しています。

  • 交通事故治療の方
  • 骨折により可動域制限がある方
  • めまい耳鳴りの症状がある方
  • アトピー性皮膚炎
  • 褥瘡(床ずれ)の方

その他、以下の疾患に効果が期待できると言われています。

スーパーライザーの効果が期待できる疾患

スーパーライザーは以下のものに効果が期待できます。

全身疾患

不眠症、更年期障害、ストレス、自律神経失調症、線維筋痛症

皮膚疾患

帯状疱疹後神経痛、円形脱毛症、アトピー性皮膚炎、湿疹、難治性潰瘍、多汗症、やけど、床ずれ

外科・整形外科疾患

捻挫・骨折・腱鞘炎・靱帯損傷などによる疼痛、関節炎、リウマチ、筋肉痛、腰痛、頚肩腕症候群、肩関節周囲炎

頭部疾患

片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛、脳梗塞・顔面神経麻痺

耳鼻科疾患

突発性難聴、慢性副鼻腔炎、顔面神経麻痺、アレルギー性鼻炎、メニエール病、めまい症、耳鳴症

口腔疾患

抜歯後痛、舌痛症、潰瘍性口内炎

眼科疾患

眼精疲労、緑内障、飛蚊症

スーパーライザーのリスク・デメリット

自費診療となるため、保険適応外となります。

光線過敏症などでお悩みの方は、照射後に皮膚が赤くなることがあります。その場合は治療を中止する場合があります。

また、副作用のない安全な機器ですが、例外的に利用しづらいケースもあります。

照射部にイレズミがある場合

イレズミに照射すると色が薄くなったり一部消えてしまったりすることがあります。

妊婦さんへのスーパーライザー照射

スーパーライザーを腹部に直接照射しない限りは問題は無いはずではありますが、星状神経節照射は基本的にご希望の方にのみ行います。

肩や腰の筋肉への照射も問題ありませんが、必ずご説明の後、ご意思の確認をしてから行います。

糖尿病で皮膚の知覚が鈍くなっている場合

もし熱かった場合、熱さに気付くのが極端に遅れると、やけどの可能性があります。

出力を抑えての照射は可能です。

問診表に病歴の記入漏れがないようにお願いします。

気になる痛みや症状があったらお気軽にご相談ください

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